日記を書く時、ふと舞い降りてきて「こういうこと書きたい!」とか思うこともあるんです。
でも逆に、考えなしに日記を書こうと思った時は全く筆が進まなかったり。
今日がその筆が進まない日。でも何か記したいという想いはあるので、こんな書き出しではじめてみた今日この頃です。
僕のポワーッとした自然体の文章をお楽しみいただける方は、是非続きをご覧ください。
って、そんな感じで日記を書いていたら、まさに今、地震が。震度2くらいかな。
最近は怖いですよね、地震が多くて。「日本沈没」なんていうドラマもやっているし。何より地震慣れしている僕ら日本人が一番怖い。
僕自身建築のお仕事をしていることもあり、自然災害には特にセンシティブかもしれません。
いつ何時、何が起こるかわからない。それは自然災害以外にも自分自身のカラダの異変だったりとかも。
少し前の日記で死にかけた話をしましたが、その時もまさに自然災害に見舞われて死にかけました。
緩やかな走馬灯が僕を別世界へ誘っている感覚で「あ、これか。」って感じたのを鮮明に覚えています。
僕がその時に自問自答したのは、果たして自分は今まで「心から人を愛せただろうか。」「今までの人生に後悔はないだろうか。」
なんだかクサイ感じですが、本当にそんなことを自分自身に問い続けながら、勝手に流れた涙を呑んだ記憶があります。
まだまだ青二才な僕なので、その問いかけに対し面食らって、もう、どうしようもない自己嫌悪に陥りました。
「うわ、自信を持って良い人生だったなんて言えない。」そう感じたんです。
正直、今でも自信を持って「人を愛することができ、一切の後悔はありません。」なんてことを言えるわけもなく。
脱線しますが、少し前にイェール大学の「死とは何か」という授業を書籍化したものを読みました。
その講師のシェリー・ケーガン氏は「死」というものについてこう語っていました。
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死はなぜ怖いか、それは「やり残したことがあると感じているから。」
そのやり残した状態で「未来」を奪われる気がするから怖いのだ。
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そう、自分自身が経験したことは、まさにその通りでした。
現状への不安、不満はたくさんあるかもしれないけれど、自分自身の後悔のないゴールに向け、少しでも歩みを進めたい。
ワンピースの言葉をお借りすると「まったく!!!!いい人生だった!!!!」そう言える日が来ることを願って、今日も明日も一歩一歩を大切にしたい、そう振り返ることのできた震度2でした。
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貴女とお会いできますこと、心より楽しみにしております。
一緒に過ごした時間が「素敵な記憶」になることを願って。
一ノ瀬 孝|Ko Ichinose
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