◇Bizarre◇
2021/09/01 朝比奈 駿
~Bizarre~
「普通の幸せ・普通の生き方」を世界と呼ぶのだとしたら、
その世界との共生は端から無理なのだと
子供の頃に思いました。
中学の頃、良く聞いていたHip Hop Crew「D12」のメンバーにBizarre(ビザール)という名前のデカいやつがいて、Bizarreの意味を何気なくその時調べてみた。
Bizarre…【奇形(な)】
その意味を知った中学生の私は
まさしく自分だなあと少し寂しくなりました。
—————-
普通に生きていない気がする自分と
ただ平和に生きてみたい自我との葛藤
—————-
.
.
.
【Love】とは恋人に伝えることもあるが
“家族”に対しても元来伝える言葉らしい。
そういう意味でのLove Songなんて無縁だと感じてしまった子供は、やはり普通の幸せとは程遠い世界に住んでる気がしてならなかった。
他界した祖母から【Love】を教えてもらわなかったらもうとっくに人生詰んでいただろうと思う。
本当に祖母に感謝しかない。
実際、Loveの真逆というか
実の父親を本気で○○したいと心を燃やしてしまった小学生が、普通な世界と共生できるはずがないと考え、そもそもその生き方は諦めた。
今では、そんな奴がその世界でぼちぼち楽しく生きる方法を知った、気になっているだけです。
.
.
.
今では周りに子持ちの親が増えてきた。
そんな中で、子を持つ親は本当にメチャクチャ大変なんだということをひしひしと感じとり、自身の親も大変だったんだろうなあとしみじみ思う。
と言うか、
Loveは何かしらの形でそこにあったのだろう。
そうでなければ多分この歳になるまで親と子の関係を続けてくれていないはずだから、申し訳ない気持ちも生まれる。
でも、それは大人になったから気づけただけで
子供にはそんなの分かるはずがない。
(下記、中2病系の長文です、予めご了承ください)
.
.
.
DV父親を制圧したいと思い小学4年生くらいからとりあえず筋トレを始めてみた。
ライジング的な格闘技を何度も見直しては、汚いマットレスを壁に立てかけてサンドバックがわりに動きをマネして殴る、トレーニングの一環。
そのマットレスの上部には父の顔を頭の中で貼り、ボコボコにするシュミレーションで。
※そういえば、中学の頃が左前腕は一番太かったですよ?←中2病っぽい発言..笑
武力行使を相手がしてくるのであれば、相手の土俵で圧倒的にヤることが相手に最もダメージを与えることができる方法だと考えていた。
奇形ですよ、
こんな小学生は。
まさしく、
ひとつの”ビザール”が誕生してしまった。
でも単純に、
・波風の立たない平穏な家になればいいな
・ボコボコにされてる母親と泣きじゃくるだけの兄ちゃん守らなきゃな
って感じで、
明るい未来への希望みたいなものの方が大きかったかもしれません。
ある種の歪んだ平和主義者だったんだと思います。
中学3年の時、父親がいつも通り暴れ始めたタイミングで、その父をムチャクソに殴りまくってしまった。
人生で一番キレたのが多分その日です。※父は今も全然生きています。
殴った反動で、左拳がすぐ横のテレビに思いっきり直撃して出血した。
大したケガではなかったはずですが、
今もなおその傷跡が拳に残ってるのは「決して忘れちゃダメな日なんだろうな」ってことにしてます。
その日、DV親父を制圧した、はず。
自分の目の前では
とりあえず父は暴れなくなった。
その結果、
「本気を出せばこの世界は変えられるものなんだ。」
という勘違いをその中学生はしてしまう。
ある種の成功体験ともなり、歪んだ自信を感じてしまう。
同時に、幼い頃から抱えていた何かから開放され、なんとも言えない達成感で満たされたのは揺るぎない事実です。
数年越しのリベリオンだったのですから許してもらいたいところなのですよ。
でも、歪んでますよ。
こんな中学生は。
神様が右利きなのだとしたら
多分、左手で僕を創ってくれやがったんですよ。
脳内ビザール人間ですよ、こんな子供は。
しかし、自分が本気を出しても
多分この世界はだいぶ変えられないものなのだろうと大人になるにつれて悟った。
大人になるにつれて、
大人っぽい言動や普通の人がするのであろう言動のストックを増やしていき、普通の人っぽく人とコミュニケーションはとれるようになった。
でも、それはただ”普通っぽさ”というコーティング材で脳内をガチガチに補強しているだけ。
内側にはその頃に根付いたビザールな何かが残っているはず。
というか消し去ることはできないですよ。
.
.
.
ただ楽しく平和に生きたいだけなのに
人からやばい奴だと思われシレッと距離を取られてるなあと感じた時もあった。
だからこそ、そんな自分と仲良くしてくれる友の存在は計り知れないくらい大きいし感謝しかない。
そして、そんな過去があったから今の自分があると思うとむしろ父に感謝すらしている。
殴ったことについては、申し訳ないがあなたが先だから謝るつもりは毛頭ないし今でもDVの数々を許すつもりもない。
こんな例はそこまで多くはない気はしていますが、
自身のことを【普通じゃない、どこか人と違う】と感じてしまい落ち込む人たちの気持ちを強烈に察してしまう。
外見・内面問わずで、
“どこか普通っぽい人と違うっぽい”
という感覚。
もしそんな人が目の前にいたら、
「大丈夫、もっとやばい奴ここにおるし安心してや。」って言いたくなる。
こんな歪なクソガキも
今ではそれなりに楽しくこの世を生きているんだから大丈夫だよって説得したくなる。
——————–
自分は果たして明るく生きてもいい人間なのか?
——————–
と悩む気持ち、僕にはとてもわかりますが、倫理観なんてクソくらえって感じでがめつく楽しみを取りにいくくらいが丁度いい気がしてます。
僕の過去は倫理的に終わってますから、その過去を帳消しにして貰えない限りはそれしか方法がないです。
ただもちろん、その人の苦しみと自分のことなんて比べれることはできないので、短絡的にそんな風に思うのは間違っているのだと思いますが。
何かしら方法はあるんじゃないかと思ってしまう。
だから、歪んだ自分をここで披露することには何か意味があるんじゃないかと奮い立ち書いてしまいました。
※こんな事を書くと”病んでるキチガイサイコ野郎”みたいに思わせてしまうかもしれませんが、、至って健康体で明るくやってます!
サイコじゃないです!
病んでないです!
.
.
.
だから、
もし辛いことがあったら安心して遠慮なく、
心に引っかかってるどうしようもない気持ちをぶつけてくださいね。
僕は本来、自己肯定感が至極低く自分のことが大嫌いで、倫理観の腐ってるクソガキだったんですから。
脳内お花畑の人よりは気持ちを察することができると思うんです。
※Adoの「ギラギラ」って曲知ってますか?
(気づきましたか..?)
あの歌詞に共感できる人となんとなく分かり合える部分があると思うんです。
本来の歌詞の意味とは捉え方が違うかもですが。
長文にお付き合いくださりありがとうございましたm(._.)m
◇◇◇◇ ご予約・お問い合わせに関して ◇◇◇◇
ツイッターDMもしくは、Gmailにて
どうぞお気軽にお問い合わせください^ ^
タシット公式ライン・HP内お問い合わせフォームからも
ご予約・ご質問いただけます⭐︎
朝比奈駿
TaCIT公式
▷ 各種お問い合わせ
ご予約の受付につきまして
タシットでは、以下のルールを設けております。
・当店のご利用が初めての方:10日前受付
・当店リピーター様 :1ヶ月前受付
事前にDMなどで日程調整やご希望日時を
伺うことはできますが、お店へご予約連絡を
頂いた方から【先着順でのご予約確定】とさせて頂いております。
予めご了承くださいm(_ _)m
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇