泡沫の痕を愛でる

 

痕跡は独占欲の塊

 

そして

一緒に居た時間を

目視できる確かな証

 

最初はくっきりと歯形が残る

それは次第にぼやけてくるが

徐々に赤みを帯び

時間の経過と共に

紫色に変わっていき

段々と消えていく

 

好きな人からすれば

その色の変化に一喜一憂する

 

ぼんやりとした歯形から

赤みを帯び紫色になるまでは

日々変化を楽しみ

痕跡を見る度に

当時の事を思い出すことが出来る

 

痛かったな

けど気持ち良かった

 

という風に

 

前にも言いましたが

痛みは記憶に残りやすい

それが気持ち良いものなら尚更

また求めたくなる

 

そうやって想いを馳せながらも

その後はもう薄くなっていき

消えていくのみ

 

なんだか儚いですよね

 

こうやって

痕跡が消えるまで

噛みつきプレイは続いている

 

もっと言えば

また痕跡が欲しくなり

新たなものを刻む

 

それをずっと繰り返したい

という方もいるでしょうね

 

いつかそんな方と出会い

ずっと痕跡が身体に刻まれている

というのも男の浪漫かもしれません

 

黛 晶

 

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