電話が苦手

私は電話が好きです

というのも声が好きだから

声って

声帯の振動らしいけど

本当はもっと奥の方から

横隔膜を超えて胃腸などの内臓

その先の骨盤の振動さえもが

写されていたりすると思う

そこまで言うならもう

声は体の震えなのでしょう

幼少期に合唱を長くやっていたからか

私は声というものに敏感で

そこからお互いの体や心の声を聞き直す

声の奥にまた違う声を聴いていたりする

( そもそも koe / コエ という音が好きだ )

さて本題

電話が苦手という人がいる

この日記を読んでいる人の中にもいるだろう

どうして苦手なのだろう

この疑問はずっと魅力的だった

そしてこの日記に結びはない

「 電話が苦手で・・・ 」

という人の声は震えている

胸から上の狭い範囲の震えが聴こえる

「 どうして電話が苦手なの? 」

と問われると

「 分からない 」と言いながら

震えが下に降りて大きくなる人もいる

「 どうして電話が苦手なの? 」

と問われると

「 分からない 」と言いながら

震えが上に昇って小さくなる人もいる

多分前者のような人とは

電話で話したかったような内容を

そのまま交わすことになるのかもしれない

後者の人のことは分からない

震えは止まり硬くなってしまって

コミュニケーションから拒絶されるかもしれない

この日記に結びはないけれど

電話が苦手なあなたの声こそ

私はいつか聴きたい訳で

どうしてと問うたらできれば

震えを止めずに応えて欲しい

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