相手の事情を慮る

こんばんは。

 

相手の言動が自分にとって気に食わないと、イラついてしまったり、この人はなんてバカなんだ、とか思ってしまうことがありますよね。

決めつけてすみません。

 

そこまで行かなくても、もう少し冷静に、
「この人はこんなことをする人なんだ、それはそれで尊重するけど、自分には合わないな」とか切り捨ててしまうことが僕にはあります。

 

 

僕の価値観の根底には、他人のことはコントロールできない、という考えがあります。

 

なので、その考えに従えば、合わない人は合わないと諦めることも一つの方法です。

 

そうすることで、他人にイラつかず、人間関係に悩まなくなるというメリットを僕は感じています。

 

 

でも、この人は合わないと決めつけてしまわずに、その人を知ろう、理解しようとすることが大事だと気付かされる出来事が過去にありました。

 

かなり昔のことなのですが、思い出したのでお話させてください。

 

 

ずっと運動部だったし、そこそこお肌のケアはちゃんとしてきた僕ですが、上下関係においては、兄貴肌では全くありません。

 

でも、そんな僕のことをすごく慕ってくれて、僕の歩む人生を真似したい、くらいの勢いの後輩が高校の頃いました。

 

僕のいる部活に入ってきて、僕の通ってた塾に通い、僕の使ってた単語帳を使い、最後には元々の志望校を変えて、僕が行くことになった大学を第一志望にし、本当にその大学に来て、大学でも同じサークルに入って来ました。

 

そんな後輩はもちろんかわいいので、何かしてあげたくて、彼が大学に受かったとき、お祝いでご飯に誘いました。

 

会うのも何年かぶりだったのでワクワクしてましたが、約束時間の10分前くらい、僕は先について待ってたのですが、彼から連絡が来て、急にいけなくてなったとドタキャンされました。

 

正直かなり腹が立ちました。
もう駅まで来てるし。

 

理由もちゃんと説明もなく、なんだこいつクソだな、もう2度と誘うか、くらいに思ってました。

 

 

でも、その時僕は知らなかったんです。

 

彼は、ある心の病を抱えていたんです。
具体的な病名までは知りませんが、家の外に出るのが怖くなったり、人目が異常に気になってしまうよう症状があったそうです。

 

本人からではなく、周りから聞きました。

 

ドタキャンするときに本人から言ってくれれば良かったのに、とも思いましたが、言えなかったんですよねきっと。

 

自分の想像力の浅さが嫌になりました。

 

 

その人にどんな事情があって、どんなことを経験してきて、何ができて何ができないか、自分にはせいぜい想像することしかできません。
し、そんな想像も結局自分の基準でしているにすぎません。

 

どんなことをされても、相手には何か事情があったのかもしれない。
どんな凶悪な犯罪者も、そうなってしまった何かしらの事情がある。

みんな生まれた時はかわいい赤ちゃんだったんだから。

 

つまり、この世の中には本当の悪人はいない。
性善説に生きようと思ったのでした。