悩みというか何たるか
2021/10/06 一ノ瀬 孝

「すべての悩みは対人関係である。」
有名なアドラー心理学でも言われている通り、わたしたち人間の悩み全てが対人関係に起因するそうです。何とも単純で、複雑な矛盾を感じるような命題です。
でも、確かにそうかもしれません。僕自身、過去に悩んできた、仕事、恋愛、友情、家族関係、大きく言えば自分の人生について、これら全てが対人関係による悩みだったと思います。
例えば仕事の悩みだって「上司が…」「納期が…」とか、全て相手ありきの話で、「このままの人生で良いのだろうか…」とかそんな大枠な悩みも、世界に自分ひとりしか存在しなかったら、目先のご飯のことだけ考えて、人生について悩むことなんてないと思うのです。そう振り返ってみて、僕は腑に落ちた気がしました。
限定的な話をすると、この”女性用風俗”というものは対人関係の極みのようなものです。時に激しく淫れ、感情移入をしてちょっと恋心を抱いてみたり。でも「セラピストとお客様という関係だから、、」「違う出会い方だったらどうだったのだろう、、」と色々な想像を膨らませながら悩んでみたり。人によっては楽しいだけでなく、胸が苦しくなる経験もあるのではないでしょうか。
もちろん、セラピストだって人間なのだから色々と嬉しいこともあれば、悩んだりすることもあると思います。僕は単純な人間なので、指名されたらニコニコだし、リピートされたら飛び跳ねて喜びます。もう会ってもらえないと分かれば悲しい気持ちにだってなります。一人ひとり、僕の中の想い出として刻み込まれていく感覚です。
でも僕は「悩み」のない人生なんてつまらないし、死ぬ時に「悩みなく楽しかったわー!!」とはならないと思うのです。
だから、その悩み自体も楽しみたいし、仕事だって恋愛だって何だって「悩み」があるからこそ、生きてるって感じがするし、「頑張ってるね」って自分を褒めてあげられると思うのです。「悩み」は人生を色濃くする。そう思っています。
なので僕は「悩み」が現れたら、ドラクエで敵のモンスターを倒すみたいに、レベルアップしようとするし、倒せた時には成長した自分が待っている!!とスーパーポジティブに生きられています。何とも脳内お花畑な人間です。
と、まあ、だいぶ遠回りになりましたが「一緒に女風楽しみませんか?」というお誘いをしたかった訳です。今、悩みという敵のモンスターが出現していて「一緒に倒して欲しい!」でも構いません。一度きりの人生なのだから、一緒に楽しんじゃいましょう!
以上、冒頭の文章で「対人関係の悩みなんだそうです。」を最初は「対人関係の悩みです。」としていましたが、上からの印象を与えてしまうのではないかと「なんだそうです。」に変更するほど人の脳内を気にしてしまう一ノ瀬でした。
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貴女とお会いできますこと、心より楽しみにしております。
一緒に過ごした時間が「素敵な記憶」になることを願って。
一ノ瀬 孝|Ko Ichinose
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