僕の相棒

僕の愛する子です。

本当に世話がやける子です。
今日はこの子への愛を語る回です。

 

時計には大きく分けて2種類あります。
機械式時計と電池式(クォーツ)時計。

 

現代では電池時計の方が馴染みがあるかもしれません。
時計は元々機械式であり、チョロQと同じでゼンマイを巻き上げてあげないと動かないものでした。

 

それが1969年に電池時計が登場したことにより、時計界の常識が覆されました。
スイスの時計メーカーの多くが大打撃を受けたそうです。

この事件?をクォーツショックと言うのですが、それを引き起こしたメーカーが、あのSEIKOです。

余談でした。

 

機械式の中でも、さらに手巻き式と自動巻き式に分かれます。

 

手巻きは、竜頭と呼ばれる、時計から出ているつまみを毎日指でくるくる巻き上げないといけません。

 

それに対して自動巻きは、その作業が不要です。
腕につけて普通の日常生活を送っているだけで、勝手にゼンマイが巻かれます。

 

 

ご想像の通りかもしれませんが、手巻き式の方が昔からあります。
つまり、それだけクラシックと呼べます。

 

クラシックを愛する男としては、手巻き時計を愛さない理由がどこにも見当たりません。

 

僕には毎日朝起きたらまずは時計のゼンマイを巻くというルーティンがあります。
耳をすませば、時計からカチカチカチカチという音が聞こえてきて、かわいくて仕方ないです。

 

 

さらに好きなポイントが、大きさです。
現代の時計はほとんどが日本人の腕には大きすぎます。
ケースの直径が大体40mmくらいのものが殆どですが、
昔の時計は大きくて36mmくらいが普通でした。
僕の彼女は33mmくらいです。

 

腕への収まりが良く、シャツやジャケットからチラッと見えた時の主張が全くなくてなんとも控えめです。

 

紳士たるもの時計でステータスをアピールすることなどありません。

 

というか僕のこの時計は、1960年代頃に作られたものですが、かなりマイナーなブランドで、全然高級品でもありません。

 

本当はパテックフィリップを代表とする世界三大時計と呼ばれるブランドの時計も欲しいですが、今の僕には知る人ぞ知る、ニッチなこのブランドくらいが身分相応です。
(ちなみにロレックスやオメガは素晴らしい時計屋ですが、三大時計の中には入ってません)

 

機械式時計の好きなポイントのもう一つが、定期的なメンテナンスが必要なことです。

 

電池式であれば基本は電池を替えればおしまいですが、
機械式は、分解掃除、通称オーバーホールと言って、全ての部品を分解して、錆などがあれば磨くか交換するかしたり、オイルを差したりしなければなりません。

 

資格を持った時計技師の方がいるお店に出すのですが、1か月くらいかかるし、特に海外製の時計とかだと、その費用もそこそこします。

 

実はこの時計、しばらくメンテナンスをしていなくて、時計としては今はハッキリ言ってポンコツです。

 

古い手巻き時計であれば、日差(1日でどのくらいずれるか)が±30秒くらいが合格ラインなのですが、この時計は1日40分くらい遅れます。(笑)
もはや時計としての役割は全く果たしていませんね。

 

でもいいんです。かわいいから許せます。

 

こんだけ手間はかかりますが、機械式時計はちゃんとメンテナンスすれば、100年以上だって動き続けてくれます。

 

僕が持っているこの時計は、生まれてから60年くらい経っていますが、元々はヨーロッパのどこかでとある紳士が使ってたもの、、だと思いたいです。

 

理想は自分の子供に引き継いでいくことですね。
いつか自分に息子ができるのかわかりませんが、その時計との出会いも、一緒に過ごした年月も合わせて子供に受け継いで行けたら素敵だなと思います。