女風の楽しみ方。その3
2019/09/25 長瀬 城

「女風の楽しみ方」シリーズ第3弾。
前回までは、「女性の気持ち」についての内容が主だったが、今回は少し趣向を変えて。
「楽しみ方」という点で、具体的な提案になるのだが、
ズバリッ! 『同じセラピストを3回以上リピートしてみる』というものだ。
「お前が予約欲しいだけじゃねぇのか!」という声も聞こえてきそうだが、決してそういう訳ではない。
セラピスト、お客様共に、共感をしてくださる方は意外と多いのではないだろうか。
1回目は、「未知との遭遇」。
お客様だけでなくセラピストもドキドキだ。
どんな方が来られるか、お会いするまではわからない。
僕らはプロなので、短い時間でその方を理解し距離を縮める能力は多少なりともあるかとは思うが、
それでも、会話をし肌を重ねながら、探り探り相手のことを知っていく。
もちろんこちらは最大限に楽しんでいただけるよう、誠心誠意尽くす。
とは言え、1回でお互い100%理解出来る訳ではなく、こちらもご満足頂けたかはいつも不安だ。
そして正直に言うと、この業種柄1度きりのお客様も多いので、
僕は全てのお客様との時間をかなり覚えている方ではあるが、1度だけではどうしても、しばらく経った後は心のフォルダに大切にしまうことになる。
2回目は、「確認と定着」。
お互い前回のことを思い出しながら、待ち合わせ場所に向かう。
1回目からの空いた期間にもよるが、表情、会話のリズム、性感の好み、「そうそう、この感じ」と確認しながら楽しい時間を過ごす。
レストランや、映画、人間関係でもそうだと思うが、2回も濃厚な時間を共有すると心にその相手が完全に定着する。
「あぁ、あそこのレントラン一回だけ行ったよ」じゃなく、「そうそう、あのレストランはね〜」と明確に記憶に残る。
そして、セラピストも1回目終了時は不安もあったが、2回目呼んで下さったということは前回が悪くなかったんだなと安心し、
探り探りではなく自信を持って施術や会話が出来るので、距離も縮まることだろう。
3回目は、「信頼感と前進」。
1回ではまぐれがあり得る。 たまたまその日の気分や体調が合って、良い印象だった可能性はある。
2回目もご満足頂けたなら、相性なども合うということだろう。
お互いの存在を明確に認識し、しっかりと知った上でお会いすると安心感もあるので、心もオープンに自然体でさらけ出すことができる。
「どんな人が来るんだろう」ではなく、「前回こんな感じだったかなぁ」でもなく、
「あの人に会う」という確固たる心持ちでお互い臨める。
一歩先の関係になれた安心感が、さらなる快感へ繋げてくれる。
もう3回目なので、今までとは少し違ったプレイや、「本当はこんなことして欲しい」などのご要望も知った仲なら、伝えやすい。
恥ずかしくて言えなかったけど実はしてみたかったことを試したり、カウンセリングなしで部屋に入っていきなりエロエロタイムもありだろうし、
信頼感があると、少し攻めたハード目なプレイも。
安心感と信頼感があるからこそ楽しめる3回目以降。
もちろん馴れ合いになってはいけないが、彼氏でも、旦那様でも、友達でも、知り合いでも、味わえないドキドキと楽しさが女風にはあるのではないだろうか。
無理にリピートをする必要は全くないが、もし気が向いて余裕があれば、
同じセラピストに3回会われてみるのもいかがだろうか。