お酒と音楽と…

 

 

前職、
六本木バーテンダー。

格式高い落ち着いた雰囲気というよりは、
カラオケのあるカジュアルバーでした。

タシットセラピスト黛くんのような
プロソムリエほどの知識はございませんが
お酒を扱っていた身として感じることはあります。

お酒って、
Instrument(楽器)に
似てるなって思うんです。

どちらも、この世の中になくても
ヒトの生命活動維持には必要のないものです。

嗜好品と呼ばれ、
「人が贅沢をする為のもの」
という側面もありますよね。

贅沢をする為のもの
という表現だとネガティブな
ニュアンスですが、

生命活動維持に最低限必要な
ものしかない世界なんて
モノクロで無機質な
面白みのない世界になります。

嗜好品は
人の心を豊かにする。

モノクロの世界に、
実に繊細で複雑で
鮮やかな色を注ぎ込む。

記憶の引き出しに
そのときの情景と音色が刻みこまれる。

心の中の思い出に
鮮やかな色と音が加わる。

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日々の生活に疲れ果てたある日、
私は以前から気になっていた
一件のバーに立ち寄ることにした。

帰宅途中の道沿いにある
モダンで落ち着いた雰囲気のウィスキーバーだ。

いつも、
倒れそうになりながら家路に向かう私は
そのバーから微かにもれる
シックなジャズミュージックに
少しばかりの癒しをもらっていたのだった。
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文章に命を吹き込む。

ウィスキーが想起させる
大人の世界。

日本酒が想起させる
昔の思い出。

カクテルが想起させる
異国の情景。

ピアノの音色が想起させる
懐かしい学生時代の記憶。

ジングルベルの音色が想起させる
クリスマスの温かい気持ち。

ハープの音色が想起させる
異国の情景(←使い回し)。

豊富なお酒のバリエーション。
豊富な楽器のバリエーション。

その世界に、深みをもたらす。

そう言った意味合いでは、
我々のサービスもお酒と楽器に似ているのかもしれませんね..(^^)